うねる、広がる、まとまらない、扱いづらい
くせっ毛四大悩み事。
硬い髪質のこちらのお客様。
かなり硬い髪質で、なかなかブローや、アイロンでも伸びにくいタイプの方なのですがこういった方の場合、敢えて痛ませるという事をする場合があります。
最近よく言われる痛ませない、ダメージの少ない縮毛矯正とは髪質が柔らかかったり、ダメージしやすい髪質の方や、これまで繰り返し縮毛矯正を施術されてきた方へオススメ。
ふつう痛ませないのでは?
はい、そうです。
通常、美容師であれば誰もが避けるであろうダメージ(痛み)。
カラーにしてもパーマにしても縮毛矯正にしても通常このキューティクルと呼ばれる部分を一度こじ開ける必要があるんです。
このキューティクルをこじ開けるのにお薬には大体アルカリ成分を配合してあります。
それとは別にクセを斬る成分や、カラーの色を発色させる成分も含まれているのです。
その、カラーの色やパーマ系を形作る部分が中身の部分だと言われています。
髪の毛の硬い柔らかいは大まかにはこのキューティクルの枚数で変化する(そう出ない場合もありますがまぁ置いといて…)のです。
アルカリ成分を今回多用することでこのキューティクルの部分も弱らせる。そうすると髪の毛が軟らかくなる。
という事なのですね。
あくまでも高い髪質の方への対策ですので。
あまり多様はしないのですが…
時と場合によってダメージさせることでより扱い易い状態へと導く。
ほんとに伸ばしてる人とかパーマをかけたいとか、カラーをしたいとかいう人には全く勧めません。
こちらの方はあくまでこのスタイルを持続させることが目的ですのでこういったことも出来るのです。
なので。。。
ダメージ=全否定
ではなくうまく付き合うこともある。
(当然ケアはシッカリしながら施術します)
あまりオススメはしませんがこういうことも考えながらやってますよーって事。